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2017年4月

2017年4月29日 (土)

1/35 カチューシャ

フィギュアついでに、作り始めてなんとなくそのままにしておいたガールズ&パンツァーのカチューシャの塗装を済ませた。というより、今までのフィギュアの練習が1/35のアニメキャラの目を入れる練習を兼ねていたというのが正しいかもしれない。

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まあ、なんというか小さいが、小さいだけに細かい所はわりとごまかしが効くともいえる感じ。顔だけは設定画の正面顔と横顔を重ねて3Dデータを作ってからCNCで削り出し、残りはプラモのランナーをヒートペンでいじりまわして製作したもの。顔のモデルは3Dデータを作る上で設定画の横顔をなぞりすぎたせいでなんとも独特な形状になってしまったのが反省点だが、まあ目を入れるとそれっぽく見えるのが不思議なところ。

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カチューシャの足の下に台のようなものがついているのは、戦車に乗せる時にちゃんと上半身が現れるようにするための踏み台。カチューシャは特に身長が低いので、多分分厚い辞書か何かを踏み台にしないと劇中のようにキューポラから顔をだすことはできないはず。

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今回目を入れるにあたって、面相筆を数本揃えてみた。まず最初はタミヤの「モデリングブラシHG超極細」、それからクレオスの「GツールMB09 Mr.ブラシ面相筆 極細」、最後に「毛は5本Fude:HT002」である。また、目を入れる塗料はタミヤのエナメルを使用した。

タミヤの極細は毛が短く筆先の位置を決めやすいが塗料の含み量に不満が残る、かと言って塗料を薄めすぎると滲んでしまうので細い線を引こうとする用途には若干苦しいが、一方値段が安いのでその他の用途にはガンガン使っていける。今回は白目を塗るのに使用した。超極細毛は5本の方は、本当に毛が5本しかないがそれなりに腰のある毛を使っているので思っていたよりは先端の位置決めは苦労しないが、塗料の含み量はタミヤの極細以上に苦しい。ところが、思い切って薄めた塗料を含ませてみると滲むことなく細い線を描くことが出来、結局この筆で目のほとんどを描いた。クレオスの極細は、タミヤと毛は5本の中間くらいで、今回は結局あまり使わなかったが、おいおい使い所を見極めていこうと思う。

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このカチューシャ、随分前にT-34/85に合わせて作り始めたものだがようやく乗せることができた。これで、単にプラウダ仕様で塗装したT-34/85がガールズ&パンツァーの車両になった。

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にしてもT-34はカッコいいね。

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2017年4月23日 (日)

タミヤ 1/35 イギリス空挺兵自転車セット

そう言えば自分は1/35のミリタリーフィギュアを今まであまりちゃんと塗ったことがない、一応塗り分けるくらいのことはしてきたが、手間を掛けてきちんと作り込み、表情を描くような塗り方をするようなことはほとんどしたことがないように思う。ということに気づき、Armour Modelling誌のバックナンバーやダイオラマのムック本などを参考に、見よう見まねで作ってみようと思い購入したのがタミヤ1/35「イギリス空挺兵自転車セット」のキットである。

このキットは割と最近のキットで、3Dスキャンををするようになって以降のもの(このキットが実際に3Dスキャンによって作られたのかは知らないが)ということと、自転車がなんとなく面白そうだったので購入を決めた。

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モールドを多少彫り込むなど、装備品がフィギュアの体に馴染むようにする、袖口の隙間を再現する、銃のストラップを再現する程度の基本工作のみでほぼ素組みだが中々楽しい。塗装はアクリジョンをベースに、顔はエナメル、装備品はアクリルガッシュで塗り分けた。目は、タミヤのモデリングブラシHG 超極細で入れてみたがなかなか難しい。

自転車は、最初はスポークをどうするかとかブレーキがとか悩んでいたが、色々と面倒なのでその辺は全部キットのまま、ブレーキのケーブルなどもなしにした。ただ、本来ある隙間の再現のため、ペダル側のスプロケットの穴を開け、フレームとホイールの間の隙間を開けた。

折角なので、昔のキットから、1/35 カン・ユー大尉

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これは、装甲騎兵ボトムズの1/35 ダイビングビートルに付属するフィギュアで、服の皺などを軽く彫り込んだ意外はそのまま。古いながらもまあまあ雰囲気は伝わってくるが、こうしてみると拳が大きい。カン・ユーはアクリジョンをベースにしつつ、小物類をアクリルガッシュで塗装した。アクリルガッシュは伸びと発色がいいのだが、塗膜の強さがイマイチで、手で触ったりしているうちに色が落ちてしまうこともあった。

先の空挺兵と話をしているところ

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こうしてみると、劇中で「人間のクズだな」と言われるカン・ユーだが、妙に親切な人に思えてくる。

フィギュア製作の関する本では、仲田裕之氏の「ミリタリーフィギュア」が初心者向けでいいと思った。ある程度上手な人ならともかく、初心者であればこの本が一番分かりやすく、なおかつ作ってみようという気にさせてくれる本である。

吉岡和哉氏による「ダイオラマパーフェクション」も非常に参考になるのだが、もともとダイオラマの本であるしフィギュアを塗るためだけに買うにはちょっと高い気がする。ダイオラマを作る本としてはこの額を出しても買う価値はあるように思うんだけど。

2017年4月 9日 (日)

筆塗りでフィギュア

最近お手軽モデリングの一環で1/35のフィギュアを組み立てているが、お手軽に作業をすすめるために筆塗りを中心としている。ミリタリー系は筆塗りでも結構見られる仕上がりになるのだが、そうはいってもフィギュアは塗り分けと表現が難しいし、手間もかかるので小さい割に中々完成品が増えない。趣味としては、バンバン完成品が出来上がっていく感も重要であると思う。

そこで、最近は部分的にアクリルガッシュを使っている。アクリルガッシュはアクリル絵の具の一種で、不透明で隠蔽力が高いのが特徴。全体の大まかな塗り分けはアクリジョンで行い、細かいベルトや備品はアクリルガッシュという使い分けが最近のスタイル。というのも、アクリジョンで細かい塗り分けはいちいち面倒だが、アクリルガッシュだとちょっと色味を変えて影をつけるなどが簡単で、しかも下地が透けない(そりゃあ絵の具だから水をたくさん混ぜれば透けるけど)、ツヤも綺麗に消えるので後々ツヤの調整のためにつや消しクリアを吹く必要もない。その反面、チューブから出してそのまま使える色がないので、基本的には混色して使うが大面積を塗るために大量に混色しておくのはかえって面倒である。そこで、大面積をバッと塗る時にはアクリジョンを使うというわけである。

ミリタリースケール(1/35が主流)のフィギュアの製作は奥が深く雑誌の特集などを読んでも必ず一つか二つの発見がある。せっかくなので、雑誌の特集のようなものではなく、教科書的な本を買ってみようと思い立ち仲田裕之氏による「ミリタリーフィギュアの作り方」を購入した。この本を選んだ理由は「ものぐさプラモデル製作指南」とあり、ギンギンに作り込むのではなく少し肩の力を抜いたような雰囲気が私のスタイルに合いそうだったからである。

実際に読でみると、最初はソフトディテールアップとベタ塗りから始まり、最後はダイオラマ(昔はディオラマと言っていたんだが)に至るまで、意外と広い層のモデラーに向けた本でオススメ。

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