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2015年8月11日 (火)

板金機修理

先日、板金機で作業中のこと。部品の切断を終えて、曲げ作業に入ったところ部品がちゃんと曲がらない。途中で力が抜けてしまい、90度の曲げが30度くらいのふやけた曲げになってしまう。これは困った。

少し様子を見ると、操作レバーに対してベンディングのプレートの動きがガタついている、というよりバックラッシュが大きすぎる。これは内部で好ましくない出来事が起こっているに違いないので分解することにした。

操作レバーのカバーは樹脂製で、ボルト4本で止まっているだけなので簡単に外せる。

Bankinki13

カバーを外すと歯車と駆動シャフトが見える。驚いたことに、一応倍力装置が入っているのだ。

Bankinki12

ギヤを固定するブラケットがボルト2本で固定されているので、これを外す。ブラケットはピンで位置決めされているので再組み立てのための位置決め調整などの心配はない。

Bankinki11

ここまで来ると、駆動用のシャフトを抜くことができる。さて、いよいよ原因がわかるかな?だが、そのままでは抜けない。まずはシャー用のいち合わせ金具を外す。

Bankinki10

そうすると何やら丸いピンのようなものが見えてくる。これが駆動シャフトの回転をシャーベンダーのプレートの上下動に変換するピンだ。

Bankinki07

このピン、裏側から適当な棒でつついてやると簡単に抜ける。ピンの頭はボール状になっている。

Bankinki06

2本のピンを抜けば、駆動用のシャフトも抜ける。

Bankinki03

すんなり分解できて、一見なんともないようだが実は抜いたシャフトの穴から中を覗きこんでみるとボルトが落ちてる。回収してみると先っぽがちぎれている。ちぎれた先っぽは先に抜いたピンに残っていた。

Bankinki08

つまり、シャフトとピンはこのボルトによって締結されていたということになる。そしてこれまでの酷使によってボルトがちぎれ、ピンがシャフトに対して動くようになった結果、レバーを倒してもベンディングのプレートが動かない、ガタつくようになったようだ。

Bankinki01

となれば話は簡単。このボルトと同じもの(M5x0.8-20)でシャフトとピンを結合してやれば良い。

組立の手順はバラしたのと逆をたどればよいが、シャフトとピンを結合するのはシャフトを挿入、ピンを取り付けた直後、下の穴からボルトを入れればよい。

Bankinki09

最組立後、ちゃんと曲げ加工ができるようになりました。シャーも問題なくできます。

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