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2014年6月25日 (水)

真実は見えるか(2)

ブロムリーに続いてついついいじり始めてしまったタカラの1/72ソルティック。これでも当時はかなり出来がいいと言われていたが、当時から設定画とくらべて今で言うコレジャナイ感を感じていた。

当時漠然と感じていたのは、ももの長さとスネの長さのバランスと頭部形状があんまり似てない(H8ラウンドフェイサーはもっと丸顔美人なのだ)ってことなのだが、足のバランスはともかく顔がイメージ通りでないのは少々問題だった。が、ここは透明パーツが絡む部分でもあり形状の変更が難しいのも確か。そんなわけで、今度新しく出るマックスファクトリーの1/72がイメージに近いんじゃないかと勝手に期待し、予約してしまった。(いつ作るんだよ>自分)

Srtic02

実家に置いてあった30年前に作ったタカラ1/72ソルティックのレストアのきっかけになったのがモデルグラフィックス2010年6月号「リアルロボットジェネレーション」の作例。岡プロによるモナカキット改造法を見て、これならそんなに時間かけずにできるかも、と思ってしまったときには記事の通りにスカート部をカットしてました、って具合。これでカッコよくなるぜ、と思いつつ途中で放置、今になって復活という経緯。
タカラのソルティックはもともと出来がいいという先入観から、ちょっとした改造でカッコよくなるぜと思って記事を鵜呑みにしてしまったのだが、一方で記事の改造だとカッコよすぎてコンバットアーマーの物悲しげな雰囲気がなくなっている気がしたのも事実。これはリボルテックのソルティックを見た時にも感じたことで、そのコンバットアーマーの物悲しげな雰囲気をいかに再現するかが今回のポイント。とはいえ、改造を再開したときには「物悲しさ」のポイントをまだ完全に理解してはいなかったので、まずは設定画とキットを比べるところからはじめることにした。
比較はとりあえずモデルグラフィックスの記事を参考に脚の付け根をいじった状態での現物と、モデルグラフィックスで岡プロがカッコよく仕上げた1/48ソルティックとデュアルマガジンの設定画の3者。改めて見ると、出来がいいと思っていた1/72ソルティックのキットが、意外とイジるところが多そうで、一筋縄では行きそうもない感じ。肩幅を詰めただけだと足から頭部への二等辺三角形が綺麗になりすぎてカッコ良すぎるのだ。設定画を見るとたしかに(1/72、1/48両方の)キットの肩幅は広すぎるのだが、肩幅を詰めただけだと腰から下が大きすぎる。
肩幅が広すぎるのには理由があって、右肩のミサイルポットの支持部のスペースを確保するためなのだが、最近では背中に支持部を持っていくという解釈で肩幅を狭くするときの問題をクリアするようだ。ところが、これはこれでコーチマspl(24部隊の青いソルティック)のターボザックと干渉するんじゃないか?など別の問題もありベストな解釈とは言えないかもしれないところが難しいところ。
それはともかく、腰とスカート部が大きいのは問題なので、設定画を見ながらウェストを細く削り、それに合わせてスカートを腰のくびれに合わせるようにわずかに上すぼみにしてみると結構いい感じになる。どうも私はリアルロボット世代のロボットのリアルさと魅力は「太さ」にあると誤解していたようだが、ことコンバットアーマーに関しては他のロボットのセオリーを踏襲するだけではダメなようだ。肩幅を詰めた分、腰とスカート部を更に細く、胸に対してバランス的に小さく、あえて言うならば貧相な感じにすると設定画のイメージ、あの物悲しい雰囲気が出るようだ。

Srtic03

というわけで、まだ腕を取り付けていないので全体のバランス取りはまだだが、下からのあおり視点であっても胸部から下が小さく、相対的に胸部と頭部が大きく見えるようになった。他のコンバットアーマーの設定画を見ると、肩は正面から見てハの字どころか逆ハの字になっているように見えるので、ソルティックもそういうバランスで作るともっといいのかもしれない。この辺り、ザクに似たデザインでありながらザクとは全然方法論が異なるのが面白い。
とりあえず脚部は設定画のイメージに近づけるようスネの前端を2mm切り上げた以外はモデルグラフィックスの記事を参考に可動部を作り直しただけだが、胴体部と頭部は
  • 肩幅が広いので胸部の幅つめ及び前後方向にも数ミリ詰めた
  • 胸部部品から腰の回転部分のみを切り離し、ウェストが細くなるように削った
  • スカート部の腰の回転部分も削り、バランスをとった
  • 左右スカートは一度切り取り前から見て上すぼみになるように接着した
  • 頭部は現状ほとんどそのままだが首にボールジョイントを埋め込み、やや下向きとなるようなポージングにした。
のような手直しを行った。これで随分コンバットアーマーらしくなったと思う。
頭部は正面から見ると設定画のような平べったい見え方にはならないのだが、先に述べたようにキャノピーの透明パーツをいじる必要が出てくるのでそこには手を入れず、全体としていかに丸顔に見せるかがポイントになると思う。あとあの口をどうするか。

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