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2014年1月

2014年1月30日 (木)

ATtiny10をトイラジに

ただの思いつき。

今、いじりかけで止まってるトイラジ。ATtiny10使えないかなぁ。タイマー割り込みがちゃんと使えるならあとはプログラムだけの問題だと思うんだけど、割り込み処理中はメモリアクセスが出来ないって書いてあるサイトもあるし、その辺はやってみないとわからんか。
ダメならダメでATtiny45を使えば良さそう。

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2014年1月29日 (水)

米粒AVR ATtiny10

先日の講義の中で、とある学生からプレゼントを貰った。家に帰って包みを開けてみるとなんとAVRISP mkIIとARMが載ったArduino。秋葉原の秋月電子で米粒AVRとして売られていたATtiny10を勢いで買ってしまったものの、手持ちのライタ(AVRWRT)では現在対応していないので遊んでみることが出来ずしばらく放っておいていたのだが、AVRISP mkIIがあれば遊べるじゃないか。

と、そんなわけでArduinoの方は後日の楽しみにとっとくことにして、まずはAVRISP mkIIを使ってATtiny10をちょっといじってみることにした。

Avr04a

AVRISP mkIIはAVRの製造元であるATMEL社の純正ライタなので当然新しいデバイスへの対応も早い。ATtiny10への対応はファームウェアをアップグレードすることで可能とのこと。まずはそこからやっつけてしまう。
ファームのアップグレードは簡単で、AVRISP mkIIをつないだ状態でATMEL社からタダで提供されている開発環境Atmel Studio6を立ちあげてから、toolメニューの一番上にAVR Tools Firmware Upgradeとあるので、これを選択するとポップアップが開くのであとは適当にクリックしてれば勝手にやってくれる。
これでATtiny10で遊ぶ準備が整ったが、このライタを使うのは初めてなので一応動作チェックということで、以前作ったATmega88Pの基板を引っ張りだして書き込みテスト。

Avr02

テストプログラムはいつもながらのLEDチカチカ。プログラムの書き換えで点滅のタイミングを変化させることが出来たので書き込み実験成功。次にいよいよATtiny10の番だ。
ATtiny10は米粒AVRと言われるだけのことはあって小さい、文字通り米粒サイズだ。といってもこのままでは使いにくいので秋月の変換基板に載せて使うことにした。変換基板に載せてもいつも使ってるATmega168と比べるとずっと小さい。

Avr01

ATtiny10をブレッドボードに乗せてテスト回路を作ってみた。テストはいつもどおりLEDチカチカ。

Avr03ATtiny10はとりあえず電源供給すれば動くので、電源とテスト用のLEDをつなげばおしまい。とりあえずピン番号でいうと

  1. LEDと抵抗(330Ω)をつないでGNDへ
  2. GND
  3. NC
  4. NC
  5. VCC(5V)
  6. NC
ただ、これだけだとプログラムが書き込めないので、上記の配線に更に次の配線を加える。念のため下の番号はATtiny10のピン番に対応(上記と同様)
  1. AVRISPの1番ピン(MISO)
  2. AVRISPの6番ピン(GND)
  3. AVRISPの3番ピン(SCK)
  4. NC
  5. AVRISPの2番ピン(Vcc)
  6. AVRISPの5番ピン(^RESET)
AVRISP mkIIは電源を供給しないのでプログラム書き込みの時もAVRには電源供給すること。それと、書き込み完了後一度リセットしないと動作しないようだ。
プログラムはテスト用のものを作るのが面倒だったのでこちらのサイトから拝借。その他の情報も大半が他所のサイトで調べたものなんですが…
ここのサイトにあったソースをコピペしてビルド。生成されたバイナリをATtiny10に書き込んでおしまい。書き込みはtoolメニューのDevice Programmingをクリックし、あとはデバイスにATtiny10を選択したあとプログラムを書き込む。AVRはクロックなどをヒューズビットで設定していたが、ATtiny10はヒューズビットではなくクロック主設定レジスタ(CLKMSR)で設定するのでヒューズビットなどは特にいじらなくていい。
で、LEDチカチカ成功。とりあえずプログラム書き込みできることは分かったので、あとはどう遊んでやろうかを考えるだけである。

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2014年1月27日 (月)

模型の飾り棚

週末に模型の飾り棚を製作した。

必要に応じて新しく棚を作ることで我が家の収納スペースはずいぶん拡張したが、子供たちの模型スペースなどに食われてしまうことも多く、私と嫁さんが完成させる予定の模型のスペースが足りなさそうであるため、大人スペースだけでも収納スペースを効率的に使う必要を感じていたからである。
模型用の飾り棚は見栄えを考えて、以前から透明な素材を使いたいと考えていた。しかし、アクリルは高価であるため透明な塩ビ板を棚板とするものを考えた。最初は2mm厚で十分と考えていたが、ホームセンターで実物を手にするとやや物足りない、そこで3mmの塩ビ板を使うことにした、この時点で予算オーバー確定。
作り方は塩ビで箱を作る要領。今回は時間短縮のために接着のみで作ってみたが、意外と悪くない。予算と手間という点で、次回以降は立板を木材とし、棚板のみを塩ビにしようかとも考えている。
出来上がった棚は一つの棚に本と模型を収める作りにしたかったのだが、これは結構上手くいったようだ。

Tana1

アクリジョンのテストに使ったMR-2も、ボディー塗装を待つために飾り台に入ってもらった。

Tana2

折角なので、フジミの1/24 ガレージ&ツールセットのガレージをざっと組んで、作り途中を楽しむことにした。このMR-2はメタリックで塗るつもりなので、アクリジョンでメタリック系が出るまではこのまま作業を中断のつもり。
ちなみに、写真の1/24リジッドジャッキに車体を載せるとすぐに倒れてしまうので、タイヤをリジッドジャッキがわりにしている。

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2014年1月23日 (木)

ケイコとマナブチャンネルの模型講座?

アクリジョンの実験にと引っ張りだしたフジミ1/24のMR-2のプラモでエキマニ部分に錆の表現として実際の錆粉末を使ってみた。本当の赤錆なので、純正のエキマニのような「うわー触りたくない」って感じに仕上がる。

錆の粉末の作り方は簡単で、タッパーなどの入れ物にスチールウールたわしを入れ、そこに塩水をスチールウールが浸るくらいに入れて放っとくだけ。ひと月も放っておくと見事な赤錆の粉になる。最初はタッパーの蓋を閉めていたが、そうすると錆の進行が遅くなるような気がして途中から開放し放っておいた。
Sabi
このテクニックは私が発見したわけではなく、以前勤めていた会社の先輩に見せてもらったビデオテープで紹介されていたものである。題名は確か「模型講座」でケイコとマナブチャンネルだったか、そんな名前のケーブルテレビ有料枠の番組だったように思う。「思う」ばかりで申し訳ないが、本当によく覚えていないのだ。この時の記憶を辿ろうとgoogleで検索してみたがそれらしいものが見つからなかった。この番組をもう一度見たい、もしDVDなどで買うことができるのであれば是非買いたいと思っている。
この番組、1時間だったか30分番組だったかすら忘れてしまったが、全部で数回にわたる大作で、現役東大生「アズマ ダイ」(ベタだな~)がウンチクを交えながらあらゆる分野の模型(プラモデル)を取り扱うというもの。この中には先の錆粉末など思いもよらなかったテクニックを紹介するなど、技術面もさることながら、「まずはプラモデルの箱を開けパーツのディテールをまずは鑑賞しましょう」など、モデラーなら誰でも「うんうん、そうなんだよ」というツボを押さえた解説が楽しかった。
そして、ジャンルごとに有名人(?)に突撃取材をして模型に役立つ(?)話などをしてもらうのだが、これがありえないほど贅沢で、飛行機の回では旧軍戦闘機飛燕を設計した土井武夫氏、艦船の回では海洋探査ロボットで知られる当時東大(現在は九工大特任教授他)の浦環氏の元を訪れ話をうかがうなど東大を存分に活用した企画だった。特にハセガワの1/48の飛燕を土井武男氏宅に持ち込んで話を聞いた際、飛燕の特徴である胴体下のラジエター配置について、胴体下面の境界層のためラジエターに十分風が当たらないという問題点をアメリカのP51が上手く解決しているという話の中で「これは感心したねぇ。これ知ってれば絶対マネしましたよ~」と笑いながら話していたのが印象的だった。こういう生の声を聞くと、飛燕のラジエターの配置に関しては、本当にいろいろ考えた末のあの配置なんだと実感できる。
その他、毎回特定のプラモを紹介するのだが、90年代時点でガンプラを紹介するにあたり「これはプラモデルではなく『ガンプラ』としての進化なのだ」と断言し、モノグラムのF106の紹介では「このモールドは生きている」と述べるなど先見性と模型への愛を感じさせるコメントが印象的だった。
で、このDVDないのかなぁ。また見たいのになぁ。

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2014年1月21日 (火)

おまけを改造(2)

子供がマックのハッピーセットのおまけを改造していたが、今度は色を塗った。

Kanji_011

リアウィングを黒く塗ってGTのウィングのようだ。

Kanji_012

しかも、いつの間にかランナーでマフラーを作ってる。それも2本出しだ。

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2014年1月20日 (月)

おまけを改造

子供がマクドナルドのハッピーセットのおまけを改造しはじめた。なぜそうしたくなったのかは分からないが、モデラー的にはこういう遊び心はアリだと思う。

もともとはトム&ジェリーから、ジェリーが乗るチーズの形をしたプッシュゼンマイ式の車。ジェリーを押すとゼンマイが巻かれ車が走るという仕掛け。
これにプラバン製のリアウィングやフロントスポイラー(カナード形状)を取り付けたようだ。

Kanji5

ところで、小学生にとって1mm厚のプラバンを切るのは結構な労力だったはずなのだがよく頑張った。

Kanji2

翼端板も再現。

Kanji4

フロントのカナードもちゃんとダウンスラストがついてる。

うん、よくできました。

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2014年1月18日 (土)

アクリジョン実戦投入(2)

前回、アクリジョンを塗った感想を書いたが写真を載せるのを忘れたので、ちょっとだけ。

と言っても途中の写真を取るのを忘れたからシャーシ裏側は汚し塗装後。

Mr2_01

シャーシの黒はアクリジョン、銀色の部分は水性塗料。錆止めのメッキが落ちて汚く錆びてる感じが出てるといいなぁ。エキマニはアクリジョンのマホガニーを塗った後に鉄さびの粉末をまぶしてみたけど全然見えない。触りたくないな、って感じにはなったけど全然目立たない。
で、色々やったところで後輪車軸の銅色が全てを台無しにしてくれるのがこのキットのいいところ。

Mr2_02

なんだか意図の分かりにくい写真だけど、ショックとばねとタイヤハウスの塗装がアクリジョン。赤はこんな感じになる。思ったほど悪くはないし、ツヤの感じもいい。

Mr2_03

ついでに、フジミ1/24のツール&ガレージセットにあったウマ(リジッドジャッキ)を空くリジョンの赤で塗装。こういう小物の塗装だと乾燥が早いと作業のはかどり方が違う。

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2014年1月16日 (木)

アクリジョン実戦投入

昨年に発売されたGSIクレオスの新水性塗料アクリジョン、個人的に興味があったので試しに買ってみたところ悪く無さそうだったので色数を増やし、実際に使ってみようと考えていた。

先日買い与えた1/24の車のプラモデルを子供たちが楽しそうに作っているのを見て、作りかけのフジミ1/24のMR-2(SW20)を持ちだしてシャーシの塗装をしてみた。

乾燥が早いことや水性塗料と比較して粘度が高く見えることから筆塗り向きではないと考えていたが、見た目よりも伸びがよくドロッとしていてもネバネバしていないので筆塗りはしやすく思ったほど筆ムラにもならない。喩えるなら、今までのラッカー系や水性アクリルが水飴を塗るようなものだとすると、アクリジョンはハンドクリームを筆で塗るような塗り味で、塗料というより絵の具やポスターカラーのような感じ。アクリジョンはアクリル絵の具に近いものなのかもしれない。

ただ、油断してボテっと塗るとタレてくるので、今までの塗料で筆塗り塗装する感覚を一度忘れたほうがいいかもしれない。あと、筆は他の塗料で塗る時よりもかための毛の筆を使った方がいいように思える。筆の毛が塗ったままの状態から元のまっすぐの状態に戻りにくいことがあるからである。

乾燥は確かに早く、作業性はいい。また、塗膜も水性塗料と比較すると丈夫で手でいくら触っても指紋がついたりはしない。最初少し気になった臭いも、長時間塗装作業をしていても気になることはない。

赤の隠蔽力については、確かに隠蔽力は弱いものの水性塗料と同じくらいで気になるレベルではない。
と、これまでのところアクリジョンの使い勝手は非常に良く、色数が揃えば我が家の主力塗料にしたいところである。とりあえず、今春に発売が予定されているメタリック系に注目である。

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2014年1月15日 (水)

模型用ニッパー購入

私は模型用として小学生の頃に購入したニッパーをずっと使い続けている。ばねはずっと昔に壊れてしまったが気にしない。切れ味にも仕上がりにも不満はなかった。

が、以前嫁さん用のタミヤ製ニッパーを借りてみて驚いた。プラモのランナーがスルッと切れてしまい、あまりの感触のなさに部品を落としてしまうほどだ。最初は(嫁さんが作っている)イタレリ製プラモのプラスチックが柔らかいせいだと思ったが、色々試してみてそうでないことはすぐに分かった。

ニッパはモノによってずいぶん違う。

先日嫁さんと買い物に出かけた時にそんな話になり、私のニッパーも新調することとなった。が、タミヤの薄刃ニッパーが店頭になく、形の似ているミネシマのものを購入。家に帰ってから試し切りしてみてタミヤのものと遜色ないことを確認した。細かい部品の切り出しに神経を使う必要がかなり少なくなるはず、大満足である。

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2014年1月11日 (土)

中古のプラモデル

仕事帰りに中古グッズショップで捨て値で売られていた車のプラモデルを子供のために購入。子供たちは喜んで作り始めたので、それはそれでいいのだが。

最近、といってもここ15年くらいの傾向なのだが、プラモデルの値上がりがひどい。新規開発品であれば人件費や開発費に対する売上の期待値を考えればやむを得ない部分もあろうが、開発がすでに終了した旧キットものきなみ値上げをしているのはなんとかならないだろうか?
というのも、子供たちがガンプラから他のプラモデルに手を出そうとすると、どうしても値段がネックになる。1/24の車のプラモデルがどれも2000円以上するのでは子供の小遣いでは手が出ない。結果、子供たちはガンプラで買えそうなものの中から好きなものを買う、ということになる。ま、小遣いの使い方としてはそれで悪くないのだが。
バンダイがガンプラの旧キットの価格を据え置いているのは戦略的なものとしても、ガンダム以外の再販に関しても値上げは最小限にとどめており、これが他のメーカーでもできないものか、と思ってしまう。
で、たまに出てくる中古の格安プラモをついつい漁ってしまう言い訳でした。

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2014年1月10日 (金)

MDP-100の回転数問題解決

先日の記事で、パオックのミニボール盤MDP-100について書いた。

その中で、主軸の回転速度を低くできるという期待からこの機種を選んだが、実際には十分低い回転数にならないという問題があることを書いた。
理想的には機械系の工夫、具体的には主軸のプーリ径を大きくするなどの方向で回転数を落とすことが望ましいが、とりあえずは単に回転数が落ちるだけでもいいという方向性対策を考えてみた。
まず、なぜ回転数が十分に落とせないかを知るためにボール盤の主軸の速度制御基板を見ることにした。分解の方法は簡単だが、AC100Vが入ってくる基板である、作業前にはコンセントを外しておく。
まずはスイッチ箱を本体から外す。下の写真の右上と左下のネジを外せば箱が外れる。

Boruban11

スイッチ兼スピードコントロール用のつまみを引っ張って抜く。何も考えずに抜けるようになってる。すると、可変抵抗を箱に固定しているネジが出てくるので、この固定用ナットをスパナで外す。

Boruban12

可変抵抗と制御基板は一体になっているので、そのまま制御基板ごと引っこ抜く。このとき、絶縁防止用の樹脂板をなくさないこと。

Boruban13

制御回路はトライアックを使用した調光回路などによく使われる回路。ただ、最低回転数を調整できる半固定抵抗が基板に乗っているのでこれを調整する。このときはAC100Vをつなげたほうがわかりやすいので、私はAC100Vを入れて主軸を回転させながらこの半固定抵抗を調整した。このやり方は感電の危険を伴うのでやる人は自己責任で。私は回るか回らないかくらいの領域までギリギリの調整をしたが、ある程度ちゃんと回る最低速度を狙うの普通だろう。
調整を終えたらあとは今までの手順を逆にたどるのみ。低回転数を実現したとはいえ、モータに供給される電力を落として実現した低回転なので、はっきり言ってトルクはない。その辺は使いながら回転数を決めれば良い。
と、この記事を書き終えた後に新事実発覚。
速度制御基板の半固定抵抗には、制御基板の箱上面のゴムキャップを外せばアクセスできることが判明。しかも、このことはマニュアルに書いてあった。ちゃんちゃん。

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2014年1月 9日 (木)

ミニボール盤MDP-100

私は趣味や仕事柄ちょっとした工作をすることがあるが、自宅で不可能な板金やフライス加工が必要なときは車で1時間ほどかかる実家に出かけることにしている。実家でもできない加工が必要なときは、加工業者にお願いする。

ところが、そこそこ精度が必要なのでハンドドリルは使えず、ワークが金属(アルミ)なのでピンバイスでは歯がたたないような場合、しかし穴径はせいぜいφ2~φ3程度だからなんとか手元で済ませたいという場合が結構ある。こういうときに、コンパクトなボール盤があると便利である。ちなみに今回物色したミニボール盤とは似て異なる呼び名を持つ「卓上ボール盤」というものがあるが、この「卓上」というのは机の上で使える小型のボール盤という意味ではなく、地面に直置きでなく何らかの台の上に乗せて使う、くらいの意味なので注意が必要。机の上で使うつもりで「卓上ボール盤」を探すと大人の上半身ほどもあるボール盤が出てくることもある。実家に置いてある大人の上半身ほどの大きさで小学4年生くらいの重量のボール盤も「卓上ボール盤」である。

机の上に置いて気軽に使えるミニボール盤を物色してみたのだが、どれも回転数が高すぎる。ボール盤を選ぶときに重視すべきこととして、回転時のゆれの少なさやスピンドルのブレが少ないことと同じくらい、スピンドル回転数を低くできることを重視したほうがいいと私は思っている。

そこで、私は株式会社パオック製MDP-100を選んだ。理由は、スピンドル回転数が低く出来そうなこと。ベルト掛け替えで3段階に速度を変更できる上にボリュームで速度変更できるとあったので、低い回転速度も得られるだろう、と思い込んでしまったからである(こう書くのは、実際に回したらそうではなかったということである)。

昨日届いたので早速組み立ててみた。

Boruban1

箱は普通の日曜大工に使う工具の箱のようだ。ま、事実そうなんだけど。

Boruban2

箱の中身を並べてみると上の写真のようになる。これを組み立てるとボール盤になる。

組み立てに必要な工具は同封されているのはありがたい。錆止めに油ギトギトだが工作機械というのはそういうものである。とりあえずベースはウエスで軽く拭きとっておく。

Boruban4

組立自体は数カ所ネジで固定したりボール盤の取手を取り付けたりするだけで5分もあれば完成する。ドリルチャックの精度が、という話もあったがとりあえずドリルをつけて主軸を回転させてみたがブレなどは見られなかった。ドリルチャック自体もφ1mm以下のドリルの刃を取り付けるのでなければ問題無いと思う。

ちょっと気になったのが、主軸の回転速度。回転速度が最も低くなるようベルトを調整したにも関わらず主軸の回転数が速い。スイッチのつまみで回転数を変えることができるのだが、最低回転数がそもそも速い。同封の説明書には諸元として「0~5000rpm」などと書いてあるが決して「0~」などではない。

ベルトの架替えで3段階に速度変更できるが、正直一番遅いパターンしか使わないと思う。また、駆動用のベルトはウレタン製のもの。接合部が少々頼りない。ネット上に、この製品を使い始めてすぐにベルトが切れた、という書き込みを読んだがこの接合が不十分だったのだろう。このベルト、火で炙って溶かせば簡単に接合できるのでたとえ切れてもなんとかその場をごまかすことは可能だが多少の練習は必要。ただし、接合部は多少太くなるのでカッターなどで削る必要がある。

Boruban3

主軸側のプーリをもう少し大きくできれば回転数を落とせるしトルクも稼げるんだがなぁ、と思う今日このごろ。ベルトはφ4なので、これに対応する丸ベルト用プーリが安く手に入ればいいのだが。ちなみに主軸側プーリ軸径はφ6.35mm(1/4inch)。

ベルトを外して主軸だけを回すとガタなくスルスルと回るし、心配したガタみたいなものはなさそうなのでこれはいい買い物だった。ちょっとした工作には重宝すると思う。主軸の回転数が高すぎる問題はあるが、これで使えないというほど致命的でもないので、また後で対策考えることにしよう。

そうそう、このミニボール盤にはバイスが付属しないので別途バイスの購入が必須。欲を言えばこのくらいのものが欲しいんだが、欲しいんだがなぁ。実際には近所のホームセンターで安いバイスを買うことになるんだろうな。

 

 

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2014年1月 8日 (水)

工具改造

工作を趣味にしていると「ああ、こういう工具あったら便利なのに」と感じることがよくある。そういうときは、工具を自分向けに改造してしまえば良い。一昔前であれば工具はそれなりに高価だったから、おいそれと改造に踏み切れなかったが、今は100円ショップでそれなりの工具が安くてに入る、これを使わない手はない。

最近の100円ショップは工具が充実しておりなんと喰い切りまで置いてある。喰い切りというのはニッパと爪切りを足して2で割ったような形の工具で、使い勝手も爪切りのように使えるニッパという感じである。この喰い切りの刃を削って先細りにすることで、エッチングパーツの切り出しに便利そうな気がする。
ちゃんとした先細りの喰い切りもあるにはあるしステンレス製のエッチングパーツを切ることも一応出来るのだが、2000円近くする上に間違いなく刃が駄目になる。それならば、惜しげなく使える100円ショップの工具を手直ししたほうが使い勝手がいい。
そこで、100円ショップの喰い切りの刃をグラインダーで削り幅を狭くしてみた。

Kougu01

また、切断面が使いやすいように両刃の片方を平らに加工して片刃とした。これによって刃の当たり位置も見極めやすくなって細工向きになった。

Kougu02

刃はそれほど硬くないので、適当に研がなければならないが、そこは惜しげも無く使える工具、じゃんじゃん研げばいい。小さい砥石で軽く研いでやったらそれなりに使えるくらいの切れ味になった。
これで、エッチングパーツの切り出しも時間をかけずにできるようになるといいな。

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2014年1月 7日 (火)

1/35で美少女フィギュア?

先日の記事はT-34/85をガールズ&パンツァーの劇中仕様で作る、だったが今回はそれに乗せるフィギュアについてである。

T34_07_2

一昨年の「ガールズ&パンツァー」放映開始当時から、模型店の棚から特定の戦車模型が消えてしまうというほど売れた戦車模型だが、戦車のプラモデルを劇中仕様のように塗装してもなにか足りない、ガールズ&パンツァーの空気感が感じられない、と思っていた人も多かったと思う。ガールズ&パンツァー仕様の戦車模型がファインモールドやプラッツから発売された後でもそれは変わらずだった。それは何故か。答えはみんな最初から知っていた、1/35のキャラフィギュアがないからである。

劇中のような塗装をした戦車のプラモが置いてあっても、それはガールズ&パンツァーじゃない。ガール(ズ)のない戦車はガルパンではない。

とはいえ、1/35でフィギュアなんて発売されてない(最近プラッツから発売されたが)。なければ作ればいいが、これはいかにも大変だ、しかもアニメに出てくる美少女キャラだ。既存の1/35のミリタリーフィギュアはほとんど使えない、顔つきも体格もまるで違うからである。

でも欲しいよ、1/35のフィギュア。フィギュアがないと折角作ったT-34/85プラウダ仕様だって、ただ白いT-34じゃん、ってことになっちゃう。

そんなわけで、戦車に乗せる1/35フィギュアに挑戦してみた。最初、エポキシパテで制作してみたが、手に水をつけていてもベタベタしてしまう上に、個々の部品が小さすぎてどうも上手く出来ない。ネット上でエポキシパテでガルパンフィギュア製作している人がいるが本当に尊敬する、私には出来ない。

で、いくつかの試行錯誤を経て辿り着いたのが、ヒートペンを使ってランナーから作るというものだ。

ヒートペンというのは、半田ごてみたいなものでプラスチックを溶かしながら成形するという工具で、数年前に発売されたものである。半田ごてとの違いは、プラスチックを溶かすのに十分な温度である180℃~270℃くらいの温度設定のため半田ごてのようにプラスチックを酸化させることがないことと、ペンのような持ち方ができるような工夫がされているため、細かい造形が可能なことである。

元々溶接跡や凸リベット、ボルトなどディテールの表現をするための特殊ビットをつけて使うものだが、単純に精密な切断作業にも使えるしプラスチックを溶かした造形もできる。

ヒートペンを使う利点は以下の様なものである。

 

  1. ランナーが材料として使えるため材料代がかからない。
  2. スチロール樹脂という単一材料で成形ができること。
  3. 熱加工であるため、パテなどと比較して硬化までの待ち時間がほぼ0であること。

やってみると3のメリットは絶大である。とにかく硬化に時間がかからないので何度でもやり直しができる。また、2のメリットにあるようにスチロール樹脂という今まで使い慣れた素材であるため加工しやすく、接着も楽かつ確実に行えることも大きい。

材料として使うランナーは何でもいいが、表面の凹凸が見やすいようグレーのランナーを使用した。とりあえずカチューシャの身長は127cmということなのでその1/35ということで36mmくらいの素体を作る。

Figure01

上の写真の右側がカチューシャのつもり、左がノンナのつもりである。身長が両極端なので、比較のため標準的な身長のキャラとして観戦中のダージリンも練習のため同時製作してみた(下の写真)。奥にいるのはオレンジペコのつもり。座ったキャラというのも以外に難しく、最初は立ちポーズで上の写真の状態まで作ったあと、ヒートペンで膝と腰に切れ目を入れてポーズ変更し、再度プラスチックを盛って作成した。立ちポーズのときにどこに切れ目を入れるかが結構悩みどころで、下の写真のダージリンは少々脚が長すぎる感じになってしまったけど、初めてだし気にしない。

Figure02

下の写真は、T-34/85のキューポラから顔を覗かせるポーズを決めたカチューシャ。彼女の身長だと車長用の椅子に立ってもキューポラから頭が完全に出ないので、何か踏み台となるものを椅子に乗せてた可能性が高い。顔だけ白いのは、ここまでの試作で顔の左右対称を出すのに苦労したので、試しにカチューシャの顔だけの3Dデータを作成しそれをCNCで削りだしたものを使用した。φ1mmのボールエンドミルを使用したので1/35の細かいディテールまでは完全に再現できないが、それは微修正すればよい。とにかく顔の左右対称をだすために何度も修正をする苦労から開放されるという一点だけでもCNCを利用するメリットはある(誰にでも利用できるほど一般的ではないが)。顔のデータは公式サイトの設定資料から起こしたもので、たまたま顔の正面図と側面図があったのでそれをそのまま立体化してみた。当然矛盾は出るだろうと思っていたが、案の定ガッツ星人のような顔になってしまった。でも軽くヤスリで修正したのみであとは気にしない。

Figure04

細かい作業をする時のコツは、とにかく「加工する部分が見えるように」気を配ること。特にライティングは必須、場合によっては作業用のルーペを使ってとにかく見えるようにすること。見えさえすればあとは練習次第でなんとかなる。このカチューシャは一体で成形したが、首の角度を調整しやすいよう首で一度切って、0.3mmの真鍮線を埋め込んで取り外しできるようにした。1/35でガルパンキャラを作ると首の細さが文字通り強度上のネックになるので、加工中に首を折らないためにも取り外せるようにするのが良いと思う。

Figure05

こちらはダージリンとオレンジペコ。こちらの顔はヒートペンで成形した。どういうやり方がいいのかは現在も錯誤中である。こちらは手と首を切って、0.3mmの真鍮線を通して別部品化してある。オレンジペコの足首から下がないのは、CNCで削りだした靴を履かせるためである。この二人を作っていて思ったのだが、戦車にフィギュアを乗せるだけでなく、この二人の場合は戦車やソフトスキンのそばに置いとくだけでガルパンの世界になってしまうんじゃないか?

今回使用したヒートペンも、こういったキャラ成形に向いたビットというのがあるわけではなく、使っていて少々工夫の余地がありそうだったので専用のビットを自作してみた。

Heatpen01

ヒートペンのビットの取り付け太さはφ4mmであるが、1/35でフィギュアを整形しようとするとこれでは太すぎる。そこで、φ4mmの真鍮棒の中心にφ2mmの穴を開けたものをホルダーとし、そこにφ2mmの真鍮棒を削りだしたオリジナルのビットを装着するようにした。

Heatpen03

上の写真の一番上が、φ4の真鍮棒から作ったホルダーにφ2のオリジナルビットを装着したもの。オリジナルビットの固定は横のネジを締め込んで完了。その下の2つは試しに作ったビット。完全に細くするよりは、ある程度平べったくしておいたほうが使いやすい気がする。一番下はφ2の棒を切ったもの。これを削りだしてビットを作る。

まだ完成したわけではないが、ヒートペン作戦はうまくいきそうである。もし彼女たちの造形がうまくできて塗装までこぎつけたら、そのときはここで紹介したいと思う。

[追記: 1/35カチューシャ完成した]

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2014年1月 6日 (月)

T-34/85進捗(途中)

ずいぶん以前から作っているタミヤのT-34/85だが、途中色々と寄り道したりで中々進まずにいた。というより、去年は模型にあまり時間が割けずにいたので、結局1つも完成させることが出来なかった、反省。

過去のブログ記事によると去年の3月にはすでに製作に入っていたから本当に昔だ。
タミヤのT-34/85をアニメ「ガールズ&パンツァー」のプラウダ高校仕様にする、という目標で作り始め、「もともと出来のいいタミヤのキットだから、軽く修正するにとどめて手軽に組もう」という目論見は見事にはずれ、少々面倒な工作をする羽目になった。
といっても、一番面倒くさかったのは、車両本体ではなくコレ。

T34_07

1/35のミリタリーフィギュアも、1/8程度の美少女フィギュアも一通り経験があったが、1/35の美少女フィギュアをそれも1から作るという経験はなかったのでいくつかの試行錯誤と練習をすることになった。これについては別の機会に。
最初、タミヤのT-34/85ということで、最初に手に入れるべき部分として考えていたのが、ライトのレンズを透明パーツ化することと、エンジングリルを金属メッシュに交換することであった。ここは、キットの古さを感じさせる部分でもあるので、ここに手を入れるだけで完成品の印象はぐっと変わる。

T34_05

あとは、劇中仕様に近づけるために数箇所のディテールアップで済むと考えたが、意外とその「数カ所」に手間取った。というより、チェコでT-34/85の実物を見てしまったので細かいところが一々気になってしまった。

ガールズ&パンツァーの劇中仕様のための資料として「アハトゥンク・ガールズ&パンツァー」を見ながら上の写真では跳弾板を追加している。また、実写写真を見ながら工具箱の固定金具類もそれらしく追加した。

T34_01

車体後部の中央のヒンジが余計なので切り取り、その代わりボルトを追加。丸いハッチのための取手は0.5mm真鍮線で自作。

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砲塔後部の6箇所のブラケットは棒材を砲塔に溶接しただけのシンプルなものだが、これを新規に再現するのは結構面倒くさい。今回は0.5mmの真鍮線を用いたがこれは太すぎ、かつ取手サイズも大きすぎたようだ。ちなみに本物(ただし戦後のチェコ生産型)はこんな感じ。

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砲塔や車体の取手は0.8mmの真鍮線で置き換えた。キットの部品をそのままつけても良かったのだが、パーティングラインの処理が面倒なことと、なによりも細いパーツ故いくつか折れていたのが理由。そして、エンジンルーム上面の取手はキットにはついていないことも自作の理由。

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車体右後部の工具箱はL字のブラケットが溶接されており、それが車体とボルト止めされている。ただ、写真を見る限り、車体にボルト穴が開けてあるのではなくネジ穴のある丸棒が溶接されているようだ。

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タミヤのT-34は車体前部に予備装甲をとりつけるための位置決め穴が開いているので、それを全てパテで埋める。フェンダー近くには小さい板状のブラケットが取り付くが、実車写真だとこのブラケットには1つの穴しか開いていないが、ガールズ&パンツァーのCGには2つ穴が空いている。当然今回は2つ穴を開けた。ちなみに実車のブラケットは下の写真。

T34_r02

砲塔上面は細かいながらも意外と面倒な作業のオンパレード。タミヤのキットにはペリスコープのカバーと、ハッチの開度を制限する金具(多分そういう目的の金具だと思う)が省略されている。ガールズ&パンツァーの劇中CGでもしっかり再現されているので面倒くさいけど作る。また、タミヤのキットは183工場製ということで砲塔左側に膨らみがついているが、劇中仕様ではその膨らみがない(見えないだけ?)ので削り落とした。キューポラハッチは0.2mmの真鍮線を通して開閉できるようにした。1/35のカチューシャを乗せることもできるように。

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ちなみに実物はこんな感じ。ペリスコープカバーは薄いのでみんなに踏まれて歪んでる。

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模型だと触ると壊れてしまいそうな部品だが、実物は厚さ数mmの鉄板をガッチリと溶接してある。実物を見ると、こういうガッチリ壊れない感じを模型に盛り込んでしまい大きく分厚く再現してしまいがち。ただ、それはそれで悪いことじゃない、実物を見た印象を盛り込んでディテールのガッチリ感を再現するのもアリだと思う。

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これで、燃料タンクまわり以外はディテールアップが完了したので、塗装まであと一息だ。

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2014年1月 2日 (木)

年末年始は車いじり

あけましておめでとうございます。

大晦日から元旦にかけて家族と実家で過ごすことになり、久しぶりにゆっくりとした一時を過ごす予定だったのだが(ウソ)、少し前から気になっていた車の劣化部品の交換をすることにした。
劣化していた部品はインテークの樹脂製のパイプ部品とパワステのオイルクーラーまわりのゴム部品。パワステのオイルクーラー(単なる曲げパイプ)自体もサビが浮いていたのでオイルクーラー一式で交換することにした。年末にかけて部品だけは取り寄せていたのだが、交換する時間が取れず実家での作業となった。
その他に、今までサボっていた下記作業も合わせてやることにしたので結構な作業量であった。その内容は
  1. エンジンオイル交換
  2. オイルエレメント交換
  3. ミッションオイル交換
  4. エアフィルター交換
  5. スパークプラグ交換
  6. プラグケーブル交換
まずは車をジャッキアップするのだが、ガレージジャッキは先日注文したマサダのガレージジャッキを初投入。

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使ってみると、ジャッキの受け部分だけでなくボディー自体が低いので、車体にそのまま入れることが出来て便利。今までは、ジャッキのボディーが車のリップに干渉するので、ある程度の高さまでシザーズジャッキで持ち上げる必要があったのだ。ジャッキアップのときも気持ちよく車体が持ち上がり、流石マサダ(実際の製造がどこであろうと、国内ブランドだと品質管理がしっかりしている印象)だと感心もしたのだが、最高位高さが少し足りない。マサダのジャッキを選定するにあたり、今まで使っていたアストロプロダクツのジャッキが手元にない(実家においてあるため)のでネットで調べたのだが、それによるとアストロプロダクツのアルミジャッキだと最高位高さが375mmとあり、、マサダのジャッキは379mmとあるので十分だと踏んだのだがどうしたものか。なんとか工夫してウマをかけることができたので作業を続行したが、なぜそんなことになっているのかが気になった。
で、作業後に実際に現物を比較してみると一目瞭然、大きさが全然違う。アストロ製のジャッキの緒言を見ると、最高位高さが445mmとなってる。アストロのアルミジャッキの仕様が変更され、私の持っているジャッキのサイズは現在の製品でいうと2t対応のもの相当のようだ(でも私のアストロジャッキの対応荷重は1.4t)。
まあ、マサダのものでもウマをかける高さまではあげられるし、コンパクトで軽いのでこれはこれでヨシとすることにした。ちょっと高さ的に余裕がないけど、それはその高さが必要になったら考えればいい。
作業は、エンジンオイルを抜いて、オイルエレメント交換。寒いのでオイルが抜けるのに時間がかかるので、その間にパワステフルードをタンクから抜く。樹脂製注射器にチューブをつけたものを使うと簡単に抜ける。パワステオイルクーラー一式はオイルクーラー本体とパイプがAssyになったもので、ディーラーで品物を受け取ってビックリ、オイルクーラー(といっても単なる曲げパイプ)がアルミ製だ。交換作業は、パワステフルードタンクからフルードを抜いて、それからパイプを外してオイルクーラー一式を交換する。このとき、位置的に下側のパイプを抜いた瞬間にオイルが漏れるので、そのための対策が必要。私は紙ウェスを用意していたが、これだけでは不十分だったようで、それなりに漏らしてしまった。フルードを拭きとった後で、新しいオイルクーラーのパイプをつなぎ、パワステフルードタンクに新しいパワステフルードを注ぐ。ジャッキアップされているのをいいことにハンドルを左右に切ると、フルードがパワステの油圧回路に流れ込む。

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ちなみに、取り外したパワステオイルクーラーはこれ。もともとは黒っぽい色で塗装された鉄製だが、サビが浮いているのに気づいたのでサビを軽く落としてサビが進行しにくい銀色の塗料で塗装したのだ。が、その甲斐むなしく、またサビが発覚してしまった。

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パワステオイルクーラーまわりの作業が終了する頃にはエンジンオイルが全て抜けているので、オイルタンクのネジをしめ、新しいオイルエレメントを取り付ける。それが終了したらミッションオイルを抜く。ミッションオイルかかたいのでかなり気長に待つ必要がある。
その間にプラグ交換とエアフィルターの交換をしてしまう。インプレッサは水平対向エンジンでプラグはエンジンの左右両側にあるので結構面倒な手順を踏まないとスパークプラグの交換ができない。右バンクのプラグ交換には、まずエアインテーク、フィルター部分を外す必要があり、左バンクのプラグ交換のためにはバッテリーを外し、ウィンドウウォッシャータンクの位置をずらす必要がある。エアフィルター交換と、インテークの樹脂パイプ部品の交換はプラグ交換の作業途中についでに済ませる。

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写真中央の樹脂パイプ部品が、今回交換したもの。こうして交換後のものを見ただけでは全くありがたみを感じない。新車登録から17年も経つので樹脂製の部品の劣化は仕方ない。
大晦日の作業中に暗くなってしまったので、プラグ交換は右バンクのみで中断。残りの作業は元旦に繰り越すことにして、ジャッキから車を下ろし、新しいエンジンオイルを入れて作業終了。
元旦は、残りの作業ということで、左バンクのスパークプラグ交換を行い、ミッションオイルを入れた。それから、エアフィルターが思った以上に難航したので、これも元旦に作業した。
作業としては通常作業+αだったので、オイル交換した程度の違いは分からずだが、心配なく走れるという意味では大満足である。ただ、垂れたパワステフルードが運転中にエンジンとエキマニの熱で気化し、暫くの間室内が焦げ臭くなったのには困ってしまった。どうやらエキマニカバーに垂れた分が拭ききれていなかったようだ。それもしばらくすると消えてしまったのだが。
久しぶりの車いじり、楽しかった。

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