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2013年12月25日 (水)

新水性塗料アクリジョン

模型用の塗料は大きく次の3つの系列に分類される。一つはラッカー系(油性アクリル)、エナメル系、水性アクリルである。我が家では子供も塗料を使うので安全性を考慮して水性アクリルを使用しているが、塗膜が弱く風呂あがりの手で塗装面を触ったりなどすると指紋の跡が残ってしまうなど問題も多い。私が独身の頃は、一度ラッカー系から水性アクリルを使うようにしてみたが、しばらくして塗膜の弱さを嫌って結局ラッカー系に戻してしまった。

ところが、GSIクレオスから新型の水性塗料「アクリジョン」が発売になった。その謳い文句は
  1. 従来の水性アクリル塗料よりも更に有機溶剤をカットし、より安全性が高い
  2. ラッカー系並の塗膜の強さ
  3. 乾燥時間が短い
  4. レジンに塗装可能
ということで、その発売を楽しみにしていた。少し試してみて良さそうならアクリジョンに乗り換えてもいいくらいに期待していた。で、発売日にうすめ液とグレー(ニュートラルグレー)を早速購入してみた。
Color_bin
水性塗料と並んで比べてみる、瓶の大きさは同じくらいだが蓋の色が少し違う。ラッカー系に親しんだ私としては、アクリジョンの方がニュートラルグレーのイメージという気がしている。中身の塗料も蓋と同じような色で同じ会社の同じ名前の色とは思えない。
蓋を開けて中身を見ると、塗料自体は思った以上に粘度が高く、エアブラシに使う場合には薄めて使う必要がありそうだ。匂いは思ったよりは強くまた独特で、水性アクリルの甘い臭いとは全く異なる。
試しに白いプラ板に塗ってみた。左が従来の水性アクリル、右が新水性アクリジョン。重ね塗りはせず一回だけ塗ったものだが、色が異なる。色が異なるので隠ぺい力云々はわからないが、従来の水性と比較して隠ぺい力が低いという印象はない。ただ、これは白や赤、黄色など隠ぺい力の弱い色で試してみないとはっきりとしたことはわからない。
先に、新水性アクリジョンの粘性が高いと書いたが、筆で塗ってみると思った以上に塗料の伸びがいいので塗りにくくはない。ただ、乾燥が早いので広い面積を塗ると筆ムラにはなりやすそう。

Test

さて、問題の塗膜の強さだが、風呂から出て指が温まっている状態で塗面に押しつけてみた。水性アクリルはこれで指紋がついてしまうのが嫌なところだったが、アクリジョンの表面に指紋は残らない。これだけで塗面の強さの比較にはならないが、水性アクリルの最も気になる短所がないというだけで新水性アクリジョンの存在意義はあると感じた。
そんなわけで、従来の水性アクリルを順次アクリジョンに置き換えたいところだが、現時点では色数が少ない。今後の展開を期待したいところである。

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