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2012年11月 7日 (水)

ゴティックメードを見た

6月から今の場所に移り住んで5ヶ月、生活パターンも随分と変わりブログはご無沙汰でした。

一昨日、映画「ゴティックメード」を見てきました。永野護ファンとしてはこれは見ておかねばならんでしょ、ということで。とはいえ、正直それほど期待していたわけでもなく、永野メカが動いているところを見られれば、あとはどうでもいい、くらいのつもりでした。

実際に見ると、これは永野ワールドを見るにあたりマンガ以外の別の情報源として見ておくべき資料だと感じました。めまぐるしく場面が切り替わり、ひとつの場面の中で視点がグリングリン動く最近のアニメを見慣れた目には、荒野を行く船や行く先々での人々の暮らし、丘を抜ける風のなかでベリンを見るトリハロンがどのように映るだろうかと、そんなことも思いつつ、FSSを知る人ならばそういう場面の一つ一つが永野護が表現したい世界、空気感を形にしたものだということが分かると思いました。
ストーリーは最近のアニメを見慣れた目からすると野暮ったさすら感じられるくらいにシンプルでストレートながら、FSS本編とのつながりを随所に散りばめつつ(FSSを知らない人はそれと気づくことなくストーリーを楽しめるけど、最後は完全にFSSファン以外は置いてけぼりでした)退屈させない作りでした。
作中のロボットであるゴティックメードのデザインは永野護ならではのもので、外見だけでなく起動から攻撃に移るまでの間、動き、音、彼が古くはエルガイムのころから主張していた「セラミックとか石のような質感」「倒れたら壊れる」「アニメレベルの単純な関節であろうはずがない」などが見事に描かれていました。ギクシャクとしながら動く腰回りのような細かい部分から、一瞬で動くため動作途中が見えないといった全体の動くイメージに至るまで、永野護がFSSというマンガで描きたかったのは多分こういう質感、動き、音だったんだと納得できるものでした。
とにかく、永野ワールドをマンガとは違う角度で見てみたい。FSSでモーターヘッドがどのように動くのか、作者の永野護がどのようなイメージを持ってモーターヘッドを動かしているのか、そんなことを感覚として感じられる作品で、永野護の世界が好きな人なら是非見ておいて欲しい作品だと思います。
また、永野護ワールドを知らない人でもストーリーが単純で、他のアニメにはない質感を感じられる作品なので楽しめると思います。知人を永野ワールドに誘うにもちょうどいい作品です。

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