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2012年3月 2日 (金)

私が好きな車載動画というと

車載動画ネタが続いたので、今日も車載動画ネタ。

今回は、私のお気に入りの車載動画を紹介する。ただし、誰もが見ているであろう有名なものは除外する、ここでわざわざ紹介する必要ないからね。私は基本的に、動画を見て「そこに行きたい」「その景色を生で見たい」と思えるような動画、ドライブへのモチベーションとなるような動画が好きである。

まず、私のお気に入りの筆頭はこれ。等速垂れ流し動画なんだけど信州北部の遅い春がやってきた、という雰囲気の景色が続くのがいい。BGMのモーツァルトのK.361がこの動画を更に春らしく演出している。BGMが動画の質感を決定づける重要な要素であることを示している動画とも言える。あー、春になったら長野の北の方行きたいなぁ。この動画は、私自身の動画を除けば最も再生回数の多い動画だと思う。

ちなみに、この動画に使用されているモーツァルトのセレナーデ第10番「グラン・パルティータ」K.361の第3楽章は映画「アマデウス」の中で、サリエリがモーツァルトの才能を初めて認めるきっかけとなった曲として描かれている。そのときのサリエリのセリフはこんな感じ

出だしは驚くほど単純だった

バスーンやバセットホルンがぎこちなく響く、さびたアコーディオンのような音

だが突然その上にオーボエの自信に満ちた音色

そしてクラリネットがその音を引き継ぐと甘くとろけるような調べとなる

猿に書ける音楽ではない初めて耳にするような音楽

それは満たされぬせつない思いにあふれていた

まるで神の声を聴くような音楽だった

しかし、サリエリにとって不幸だったのは、この音楽の創造主が直前に見た「下品な生き物」だったことだ。神はなぜかの者にこのような才能を与えたのだろう? そして自分には...

アマデウス = 神の恩寵を受けた者 というテーマを語るための見事な選曲だと思う。

次に紹介するのは、廃道などを巡る動画。この人の動画はどれも面白いけど、伊豆半島シリーズならこれかなー。廃棄されたループ橋を登ってます。ループ橋の一部が崩落している景色は圧巻。BGMの選曲も雰囲気が出ていていい。

その他、夏焼トンネルの動画も面白い。

それから、最近見つけたお気に入りの動画。車載動画ではないけどこういう動画が好きなのよね。

動画では千葉の秘境と呼ばれる場所、所謂T秘境やS秘境と呼ばれる場所だけでなくいろいろな景色を収めている。私も千葉をテーマにこういう動画が作れたらいいなぁ、とそんなことを思わせる動画。

T秘境やS秘境の場所がどこかは私もよく知らない、ネットで調べてもその場所を公開している人はいない(ということにしておく)ためである。それだけ貴重かつ荒らされたくないという思いを訪問者に抱かせる場所なんだろうね。

以上は、動画のネタとなる場所が良いので気に入った、というものだったが、次はBGMが気に入っているという動画を紹介する。先に述べたように、動画のBGMは動画の質感を左右する大きな要素だと思う。それが、自分の趣味と合えばこれは何度も再生したくなるというものだろう。

最初に紹介するのはこれ

車載動画に戸川純を使う人は自分を含めそんなに多くない。諦念プシガンガ、いい曲です。

この曲についても色々思い出がある(どこかで書いたような気もするけど気にしない)。

「諦念プシガンガ」の原曲はA.M.Villafaneというアルゼンチンの作曲家が書いた「El Borrachito」(題名は日本語で「酔っぱらい」と表記されるが、「小さな酔っ払い」というような意味合いらしい)という曲である。今でこそネットで調べればすぐに曲名がわかり、amazonのサイトでは視聴もできちゃうのだが、私が「諦念プシガンガ」の原曲探しをした頃の手がかりと言えば作曲者名と南米の民族音楽調であるということだけだった。まずは南米のフォルクローレのCDを何枚か買って、曲調からアルゼンチン北部のバイレシート(という音楽様式)であるとあたりをつけて、それを頼りに図書館で本を漁りまくってこの作曲家の曲を調べ、音楽関連の博物館(正式な名称忘れたが「民音」と言っていた記憶がある。ただ、「民音」でググって出てくる「民音音楽博物館」とは場所的に違う気がする)に出かけてレコードを聴いて曲名を確定させ、今度はそのCDを手に入れるためにCDショップの民族音楽のコーナーを漁りまくるということをやってようやくCDを手に入れたのだった。そのために3年以上かけたし、フォルクローレのCDも買いまくった。

今は本当にいい時代だと思う。3年半の月日と、何枚かのCD代と交通費を使ってようやく探し当てた回答が数分で出てしまうのだから。でも、同名の曲の多いこと多いこと。

次に紹介する動画もある意味ピンポイントな動画

題名に「ゆとり世代が...」とあるが、OPにソーサリアン(1980年代後半に日本ファルコムから発売されたゲーム)の曲を使ったりとアラフォー世代みたいな選曲がとてもナイス。

私が「これは!」と思ったのはXanadu シナリオII(80年代の中頃に日本ファルコムから発売されたゲーム)の曲がBGMとして使われてるだけでなく、車内のオーディオからも聞こえていること。

Xanadu シナリオIIは、空前の大ヒット作となった前作Xanaduの世界観を拡張すべく、Xanaduでは単純な階層構造だった各フィールドを「地方」と位置づけ、その地方ごとに異なるBGMを用意することで地方色を演出するという斬新なアイデアを実装していた。そのために用意された曲数は前作の数倍にも達した。場面ごとにBGMが変化するのは今のゲームの常識からすれば当たり前だが、当時は記憶容量の関係もあって非常に画期的な試みだったのである。また、Xanadu シナリオIIは古代祐三氏のデビュー作としても知られているが、地方ごとの特徴ある曲の多くは阿部隆人氏によるものだ(ただ、今でもどちらの作かよくわからない曲もある)。

この動画で使用されているのは9面のKlepsydra地方のBGM(作曲は古代祐三氏)と、カーオーディオから流れてくる2つ目のED曲(阿部隆人氏作)である。古代氏のKlepsydraはXanadu シナリオIIの中でも人気の高い曲で、私の友人もこの曲が好きな人が多かった。私は8面のAltelや10面のRilvanや3面のPoigoneのような地方色を感じさせる曲のほうが好きなんですけどね。

ただ、どういうわけかXanaduとXanaduシナリオIIの曲はファルコムからほとんどCD化されておらず、今だに「All Over XANADU」の中古品が高値で取引されているという残念な状況になっている。本当にいい曲ばかりだからCDで出して欲しいものだ、絶対買うから。

と、今日はここまで

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