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2012年3月14日 (水)

酷道の模型(2)

前回からの続き

地形が大体できたので、次は人工物を作り始める。

道路につきものなものとして、まず頭を悩ませたのはガードレール。と言っても、これについては楽観的に考えていた。なぜならば、模型のスケールは1/150、つまりNゲージのレイアウト用の資産がモロに使えるから。流石にガードレールくらいは市販されているだろう、と。

で、秋葉原に出たついでにヨドバシカメラを物色していたらありましたよ、ガードレール。

問題なのは、橋の上の手すりと鉄橋。流石にこんなものはどこにも売ってないので自作。

Tesuri

手すりの形状は、写真の手持ちがなかったのでgoogle mapのストリートビューを参考にした。最初、ある程度のオーバースケールを覚悟して1mm角のプラ棒で作ったが、これだと太すぎるので0.5mmプラ板から0.5mm幅の板(と言うより0.5mm角のプラ棒)を切り出して製作した。はしご状の部分は、艦船模型用に購入しておいたエッチング製のメッシュを切り出して使用。毎度思うんだが、こういうメッシュなんかはステンレスじゃなくて真鍮にしてくれないかなぁ。

たまたま0.5mm角のプラ棒の手持ちがなかったのでプラ板から切り出したが、0.5mm角のプラ棒も市販されているので、買いに行く時間があればそちらを使いたかった。太さが均一だし、何より楽でいい。

鉄橋は、手持ちのH断面やI断面、C断面のプラ棒を使えば楽勝だろうと思ったが、そんなに甘くはなかった。というのも、この鉄橋は一見H鋼で構成されているように見えて、実はL字材と板材を組み合わせてH断面を作っていて、断面の縦横比が規格品のそれとは随分と違う上に、妙な切欠き(実は板材を貼ってないだけ)。それに、よく見ると箱断面になっている部分もあり、けっこうややこしい。

Tekkyo01_2

そこで、まず鉄橋をCADで描き、それをプリントアウトしたものからプラ板を切り出して作った。

Tekkyo02

CAD絵の通りに切り出したプラ板とH型のプラ棒を、別に打ち出したCAD絵の上に重ねて位置出しをする。上の写真ではマチ針を使って棒材を固定した。

Tekkyo03

組立て終わった鉄橋の部品、もう一つ作る必要があるのが面倒くさい。

Tekkyo04

二つ目を作りかけているところ。写真上方に立っている鉄橋のトラスをよく見ると、完全なH断面ではなく、ところどころ穴が開いているのがわかる。これもR418での写真とストリートビューで見たとおりになるようにしてみた。

出来上がるとかなり繊細な構造だが、これでも実物と比較するとオーバースケールで、そこは仕方ないと諦めることにした。今回は0.5mmプラ板を使用したが、これでさえ1/150の模型の世界では75mm厚の鉄板となる。戦車の装甲じゃないんだし、そんなに鉄橋に使われている板材が分厚いわけがない。

Hashi01

橋に手すりをつけてみたところ。橋部分は輸送の便を考えて取り外し式とした。ガードレールもつけているが、このガードレールも曲者で、道路側のモールドはキッチリしているのに、裏側がノッペラボー。ところが、こういう模型ではガードレールの裏側が正面にくるのでこのままでは都合が悪い。そこで、ガードレールパーツの裏側を彫刻刀で彫り込んでガードレールの裏側っぽくしてみた。それでも分厚い印象はどうにも拭えず、これに関しては今後の課題としたいところ。

ちなみに、R418の看板は写真を縮小したものを印刷して使っている。看板を支える支柱はφ0.5mmの真鍮棒を使用したが、これでも太かった。一方、ガードレールの支柱は一見太く見えるが、実物の径を考えると大体このくらいである。

Hashi02

鉄橋のトラスを取り付けるとこんな感じ。写真を見ながらおおまかな構造を再現するように作ったので、大体こんな感じだが、トラス下部の道路を支える部分の鋼材の組み方は正直自信なし。それに、このままだとあっさりしすぎているので、実物にあるようなリベットを再現する必要があると思っている。ただ、普通に凸リベットを打つと明らかにオーバースケールなので針でチョンチョンとつついてお茶を濁そうかと考えている。

橋のたもとのガードレールが折れているように見えるのは、ストリートビューにあるとおり。実物も折れているのだ。

と、現在の進捗はここまで。この後は、あっさりしすぎている地形に木と草を生やして鬱蒼としたR418の雰囲気を出したいと思っている。

また進んだらレポしたい。

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