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2011年8月15日 (月)

富士登山

先週の休みを利用して富士山に登ってきた。二十歳のころに2回ほど登ったことがあったが、そのときはさほど苦労もせずに登れたような気がする。あえて苦労をあげれば高山病で頭が痛くなったこと、そして頂上では寒かったことである。

ところが、去年20年ぶりくらいに富士山に登ってみると予想外に辛い。まだ若いと思っていても足腰は確実に弱くなってることを実感した。結局、途中雨に降られたこともあって八合目で断念、しかも下山途中に膝を痛めてしまい2週間ほど自宅から出ることができなかった。

そこで、今年は去年と同様山登りの練習を兼ねて筑波山や千頭星山に登り、その都度登山に必要な道具を買い揃え、しかも今年は7合目の山小屋に宿泊することにして万全の準備を整えた。この段取とこの装備なら勝てる!

今年も去年と同じく須走口からのアタック。休日は5合目までの道が一般車両通行止めになるが、平日に5合目入りしてしまえば大丈夫。とはいえ流石シーズン、駐車場からあぶれた車が路肩に溢れているのは去年と同じ。

Gogoume

天気は曇で雨に降られる可能性がなきにしもあらず。初日は本七合目まで登ればいいので登山開始は11時頃だった。須走口からの登山は普通の山登り同様森林的な景色で始まる。標高が他の登山口と比べると少し低いので植生が地上と変わらないのだ。それでも標高は2000m、あと1776mも登るのだ。

六合目に着く頃には低木ばかりになる。

Rokugou

富士山の天気はかなり気まぐれで雨が降ったかと思えばやみ、止んで日が出てきたと思ったらすぐに雲が出る。暑いけどそろそろまずいから雨具を出そうかとか、そんなことを考えながらひたすら歩く。

Nanagou

七合目に着く頃にはかなり雲が出てきていた。ここまでで既に体力は使い果たし、若干膝の痛みも出てきた。しかし、今日は本七合までいけばそこで一泊休める。この安心感は大きい。体力がないのなら時間と金をかける、これがオトナの登山である。

Honnanagou_2

本七合の見晴館にチェックインする。既に足は限界。夕食のカレーのおいしいことおいしいこと。夕食を終えても6時前、消灯は9時。しばらく富士七合目の夕方を楽しむことにした。

Kesiki1

本七合に到着したときは雨が降っていたが、夕方になると晴れてご覧の景色。若い時の日帰り登山では味わえない景色だ。ここから頂上を見ると

Kesiki2

すぐそこに八合目、さらにその先に本八合を望むことができる。それもそのはず、このあたりから次の拠点までは1km弱の距離しかない。しかし、それでも30分くらいかかってしまう。そう、ここからが難所なのだ。

宿泊した見晴館は快適だった。綺麗な建物に比較的広い寝床。山小屋のスタッフも丁寧に応対してくれてとても良かった、もしまた富士山に登ることがあったらここに泊まりたいと思う。しかも、寝場所によっては寝床から夜景やご来光を拝むことができるのだ。私のところには窓がなかったので外に出なければ景色が見えなかったけど。

二日目の朝は早い。折角だからご来光を見たいので4時頃から起きていた。ちなみにこの日の日の出は4時50分頃。たまたまトイレに行ったら夜景が綺麗だったので、上着を着るために寝床に一度戻り再び外に出た。

Kesiki3

眼下に雲をみながら日の出を待つという体験はそうめったにできるものではない。山小屋に泊まって初めて目にする富士山からの夜明け。朝の空気は緊張感があっていいね。

Goraikou

そしてご来光。下に見える湖は山中湖。ここから見ると鏡のような水面だ。

Kesiki4

上の写真の中央付近に江の島が見える(写真が小さくて見えにくいが)。右側が相模湾で、ぐるっと三浦半島が見える。ここからの景色をよく知るらしい人が説明していたが、ランドマークタワーもちゃんと見えた、すげーぜ。

日の出を堪能した後は5時過ぎに朝食。御飯と味噌汁とおかずがたんまり、と山小屋とは思えないガッツリな朝食。体力つけて頑張らないと。初日に少し感じたひざの痛みは完全になくなっている、ヨシ。

Kesiki5

八合目からは富士吉田口からの登山客と合流するので人が多くなる。また、登山者と下山者が交錯するので、道幅が狭く感じる。とにかく一歩を小さく、ゆっくりしか登れないけど生意気に息だけは切れる。

Honhachigou

本八合から鳥居が2つ見える。近いのが九合目で遠いのが頂上かとおもいきや、いざたどり着いてみると

Hachigou5

あー、何よ八合五勺って。紛らわしい。

それでも歩き続けて九合目。そして、九合目から十合までが難所。それまでは急ではあっても坂道だったのが、ここにきて段差の多い階段状の地形が待ってる。体力的にもさることながら、膝への攻撃性が大きいこの地形、ここをいかに攻略するかが鍵。私は、力をかけた状態で膝の伸縮を行わないことを心がけ、勢いをつけて登ることを心がけた。

そしていよいよ十号目。ようやく頂上だ

Jyugou

で、実は富士山はここで終わりではない。火口を一周するお鉢巡りが待っている。それに、富士山の最高峰はこの十合目ではない。

Kesiki6

お鉢巡りも平坦な道ではなく、結構アップダウンがキツイ。それに一周回ると1時間半くらいはみないといけない。

我々が目指すのは、富士山の最高地点、剣ヶ峰である

Kesiki7

アップすると

Kesiki8

富士山頂についたつもりが、まだ登らねばならんのか。

丁度時間的に一休みしたかったので、剣ヶ峰の手前でお湯を沸かしてカップラーメンを食べる。頂上で食べるカップラーメンの味は格別。

腹ごしらえしたので、再び登り始め、ついに

Kesiki9

標高3776m地点である。これで、今回のミッションクリア。あとはお鉢巡りを半周と、下山のみである。富士山の火口のある景色は相当にダイナミックだ

Kesiki10

10合目のある建物は重防御だ、風が強くても大丈夫だろう。

Kesiki11

そして、須走口から下山。若い頃は、一歩3mと言われる砂走りをかけ降りたのだが、今それやると間違いなく膝を壊す。そこで、膝に負担がかからない歩き方を模索していたが、そのかいもなく本格的な砂走りの直前あたりから膝が痛くなり、しかも午後になって激しい雷雨となったので下山も一苦労。

それでも歩き続けていればゴールにつくもので、なんとか須走口五合目にたどり着くことが出来た。

しかし、去年に引き続き膝が痛くなったのはなんだか悔しいな。それでも、一晩寝たら膝の痛みが引いていたので、去年に比べるとダメージは軽かったのだろう。

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