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2011年5月16日 (月)

2001年度アニメ

聖地巡礼で木崎湖に立ち寄って「おねがい☆ティーチャー」の聖地巡礼をしてしまった、という話を書いたら、当時のアニメシーンを思い出してしまった。

2001年度(2001年4月~2002年3月)は今から考えてもありえないくらいアニメの当たり年で、既に10年前にもかかわらず、当時放映されたアニメが今でも名前知られている、ということも少なくない。「スクライド」「フルーツバスケット」「ヒカルの碁」「テニスの王子様」「おねがい☆ティーチャー」「フルメタル・パニック」あたりは、今でも時々タイトル名を聞く。

そのなかで、個人的に印象深かった作品を書き留めておこうと思う。

2001年で一番好きなアニメ作品といえば「スクライド」と「フルーツバスケット」。タイプは全く異なるし、味わいも異なる2作品だがどちらも2001年度を代表する作品と言っていいだろう。この2作品に関しては、他でもいろいろと紹介されていると思うのでここではパス。とにかく見て欲しい。

スクライドは一言でいうと、熱く元気になれる作品。クーガー兄貴のカッコ良さに憧れて人生の道を踏み外して自分の道を最速で突っ走り始めた人多数。当時の月間ニュータイプ紙上の人気キャラ投票ランキングで、この作品から主役のカズマ、劉鳳、クーガーの3人がトップテン入りを果たしていた。しかも、主役の二人よりもクーガーの人気が上回っていたという。男が男性キャラにシビれる作品というのは近年珍しいが、この作品はその思いに十分応えてくれる。

フルーツバスケットは、岡崎律子さんの歌うOPとEDが印象的だが、本編も素晴らしい。この作品を一言でいうなら「人に優しくなれる作品」。アニメを見たことのない人にも安心して勧められる傑作だ。ニコニコ動画に正規のOPがないようだったので、フルバージョンで。

ここから先は、人によって評価が分かれるところだが私の独断と偏見で。

CLAMPの作品ということで、放映前の評判が高く放映前はアニメ誌などでも大きく取り上げられていたのが「エンジェリックレイヤー」。あまのじゃくの私は、あまりそういう波は意識せず見ていたが、徐々にこの作品の面白さにハマってしまった。が、前評判が高すぎたせいか、放映が始まるとこの作品の扱いが小さくなってしまったのは残念。原作と比較すると、細やかな心理描写がうまい形で処理されており、キャラの細かい性格設定も好感が持てる。そして何よりも、ライバルの一人である斉藤楓がどストライク。斉藤楓のキャラも、優しくて、厳しい一面を持ちつつも、ひょうきんな所もある、という原作にはなかった性格設定で、声を当てた川澄綾子の声がまさにぴったり。

本編からエンディングへの引きも上手く、どの回も印象に残る。

余談ながら、植田佳奈は本作がほぼデビュー作(同時期に放映された「チャンス~トライアングルセッション」にもレギュラー出演してる)。

今はほとんど覚えている人もいないだろうけど、日曜朝に放映されていた「超GALS 寿蘭」も面白かった。「おジャ魔女どれみ」のシリーズの裏ということもあって視聴率的には厳しかったと思うが、知られざる傑作だと思う。BGMもギャグ調だったりユーロビート調だったり小気味良かった。

「機動戦艦ナデシコ」や「宇宙のステルヴィア」で知られる佐藤竜雄監督が手がけた「学園戦記ムリョウ」もこの時期の作品。ナデシコやステルヴィアに比べると地味な印象だが、大磯を舞台に淡々とした日常と非日常が交錯する世界観で、ハデなメカアクションや萌えの要素のない(少ない?)良作。作品中で、10代の若者にあまりにも重い使命を負わせてしまうのは佐藤監督流だが、決してその重さを感じさせないところがさすが。

TBSの深夜に放映されていた「ちっちゃな雪使いシュガー」も良作と呼ぶにふさわしい作品。ゴールデンタイムや朝に放映されていてもおかしくない作品だったのだが、というより、大きいお友達だけの作品としておくには勿体無い。街中が赤い瓦の中世都市を舞台に、妖精たちが「きらめき」を探すというストーリーだが、人が生きて行く上で大切なことをたくさん感じることができる。

ニコニコ動画にオープニング動画がなかったので、ドイツのローテンブルグで聖地巡礼をした動画を紹介する。

これも個人的には思い入れのある作品「こみっくパーティー」。ゲーム原作でありながら、アニメ化にあたりオリジナルな設定(ゲームでは主人公が大学生だがこのアニメでは高校生という設定)や、絵柄がゲームオリジナルではなくコミック版を採用するなど、ゲームファンを切り離した感もあり、話題性という点で損をしてしまっているのが残念。しかし、それまでのゲーム原作アニメのような、各キャラごとのショートストーリーのオムニバスに近い構成ではなく、全体を主人公の成長物語としているところに好感を覚える。その分お気に入りのキャラの出番が少ないのが残念だが、それは仕方ないだろう。それを補完するためにゲームがあるのだ(って順が逆だが)。

この作品を見て、作品を作る楽しさ、満足感、悩み、挫折、そして復活、そういった「何かを作ること」の素晴らしさみたいなものを感じることができるはずである。これも私にとって「元気をくれる作品」である。

この年はロボットアニメもそれなりにあったが、この「Z.O.E Dolores,i」は外見がロボットで中身が少女という一風変わった設定が楽しい作品。主人公もガキではなくオッサン。イケてる(?)オッサンが、(中身は少女な)ロボットと共に過ごす、というようなお話。ロボットであるドロレスの声をあてる桑島法子の呑気な雰囲気と舞台とのギャップがまた良い。

「ジーンシャフト」も同時期のロボットアニメで、こちらは3DCGを用いた意欲的な作品。この作品にも桑島法子が出演、たしか週7本くらい出演していたと思う。ベアトリーチェというと、今でもこの作品のキャラを思い出す。

ニコ動にOP動画がないようなのでyoutubeのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=Clx14854PlU&feature=related

この年の癒し系の作品といえばこれ「ココロ図書館」。町外れの図書館を舞台にした日常とちょっと非日常を描いた作品。こういう男性の鑑賞に耐える癒し系作品は当時は多くなく(私の知る限りこの作品くらいしかない)、後の「灰羽連盟」や「ARIA」、「魔法遣いに大切なこと」に先立つ作品のような気がしてならない。

作中のセリフ回しの面白さは流石に黒田洋介脚本。このアニメを見てシュビムワーゲンのプラモを買って3姉妹をフルスクラッチで乗せたいと思った人は私だけではないはずだ。

ついでに、本作品は斎藤千和のデビュー作でもある。3姉妹の長女役の声が沢城みゆきで、彼女も実にいい演技をしていた。

「くだらねー」と思いつつ、結局最後まで見てしまった「あぃまぃみぃストロベリーエッグ」。教師の職を得るために女装して男子禁制(ただし教師のみ)高校に紛れ込んだ男性教師が、生徒との絆を深める物語。主要キャラの苗字が関西私鉄の駅名というのが面白かった、ある意味聖地巡礼ネタにも使える。不覚にも最終話は感動してしまった。

これも忘れられない作品「ヒカルの碁」。碁のルールを知らなくても、なんか面白そうって始めちゃった人は多いと思う。オープニングもエンディングもいい曲が揃っていた。BGMが若草恵というのがとても良かった。エルガイム以降、若草恵の音楽のファンなのよね。

2001年度というからには、2002年1月放映開始のアニメも紹介せねば。

「フルメタル・パニック」は2002年1年に放映開始されたアニメだが、もともとは2001年の10月からの放映を予定されていた作品。ただ、この年の9月にあったテロ事件の影響で、放映開始を3ヶ月延期されてしまったのだ。学園あり、ミリタリーあり、ロボットあり、萌えあり、テッサあり、どういう楽しみ方もできる。

ニコ動にはOPがなかったのでyoutubeから

http://www.youtube.com/watch?v=Zk6D9FwTThU

そして、1月からといえばもう一つ、「おねがい☆ティーチャー」。信州ののどかな風景を舞台に、お互い特殊な事情を抱える先生と生徒のラブコメというとなにか違う気がしないでもないが、見ているこっちが恥ずかしくなるような、思わずクスっと笑ってしまうような、それでいて切ない夏の終わりを感じさせるような、そんな物語です。むずがゆい展開が好きでない人も、序盤は気合で乗り切って是非最後まで見てほしい作品。

聖地巡礼だって、今からでも遅くない。安曇野ののんびりした風景を楽しんで欲しい。

ニコ動にOPがないのでyoutubeから

http://www.youtube.com/watch?v=KeED6iuTBKY

聖地巡礼との組み合わせ動画

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