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2010年12月 4日 (土)

GDB SpecC用の燃料ポンプ流用

今乗っているGF8インプレッサ(D型)の走行距離が14万kmを超え、燃料ポンプの寿命に近づきつつあり、そろそろ燃料ポンプを交換しなければならないという話は先日書いたとおり。

また、サーキットなどでのガス欠症状を対策するために旋回チャンバーの付いたタイプを装着したいという思いもあった。しかもできるだけ安く。

GC/GF用の旋回チャンバー付燃料ポンプはSTiから出ており、5万円くらいで手に入るのだが、問題なのはこれがE型以降でないとつかないということ。D型とE型以降とでは、燃料ポンプassyからのホース取り付け口の向きが異なるので、D型にE型用のポンプassyを取り付けようとすると、ホースの長さが足りないのだ。

それを回避するためには、ホースの長さを足してやるかあるいは、ホースの取り付け口を含む金具類をD型のものをそのまま使い、ポンプとチャンバーのみを流用するという方法が考えられる。

しかし、それをやるならもう少し安く出来る方法がありそうだ。GDB(C型以降)のSpecC用燃料ポンプには旋回チャンバーが付いており、また突出量も増やされているのだそうだ。しかも、お値段3万円ちょい。STiのものよりも2万円も安い。

そこで今回は、お得なGDB SpecC用の旋回チャンバ付き燃料ポンプを流用することにした。

手順としては以下の通り

  1. フロアから燃料ポンプassyにアクセスし、燃料ポンプへのコネクタを抜く
  2. エンジンをかけエンストするまで放置、これを3回程度繰り返す。エンジンを切ってから一晩くらいおくことでこの作業を省略することが出来る。この作業は、燃料配管の残圧を抜くためで、これをサボると燃料ポンプassyからホースを抜いたとたんに大量のガソリンがあふれ出てくることになる。車内はガソリンの海になる。
  3. 燃料ポンプを外した後は、車内に気化したガソリンが充満するので、それを防ぐために全ての窓を開いておく。
  4. 燃料ポンプassyからホースを全て抜く
  5. 燃料ポンプassyを外す
  6. 外した燃料ポンプassyから、燃料ポンプをはずし、金具のみの状態にする
  7. GDB SpecC用の燃料ポンプassyから燃料ポンプと旋回チャンバーを外す
  8. 6で外した(GC/GF用)の金具に7で外した燃料ポンプと旋回チャンバーを合体
  9. 8で合体させた燃料ポンプassyを車にとりつける
  10. ECUの学習データをリセットするために、バッテリーを外して30分くらい放置

それでは、実際の作業の報告である。

まず、燃料ポンプassyまでのアクセスであるが、ワゴンは楽チンである。セダンだと後部座席を外す必要があるが、ワゴンは床をはがすだけ。

Hosu1

コネクタを外し、燃料系統の残圧を抜くためにエンジンをかける。燃料ポンプは動かないので、しばらくするとエンジンが止まる。念のためこれを数回行う。

コネクタを外すのは苦労しないが問題はホース。特に真ん中のホースは、口金にたいして直線的にささっているので、抜こうとしてもホース自体の復元力でささる方向に力が働いてしまうのだ。

また、製造から時間が経っていることもあり、口金の金属とホースとが軽く固着している。固着自体は大したことないが、面積が広いので引き抜こうとするとかなりの抵抗力となる。

そこで、軽くCRCなど潤滑材を吹き付けつつ、無理に抜こうとせずにホースのゴムをペンチなどで掴み、ゴムホースと金具の表面の固着を揉み解すようにすると良い。そうして、しばらくもむことによって、ホースが抜けやすくなる。

ホースが抜けた後、ナットを外しポンプassyを取り外す。

上が外したGF8用のポンプassyで、下がGDB SpecC用のもの

Pomp1

ポンプ自体の大きさは異なるが、ありがたいことにコネクタは互換性がある。

外したポンプassyからポンプを外し、金具だけの状態にする

Forgf

ところが、よく見るとGC/GF用の金具と、GDB SpecC用の金具は似ているようで結構異なる。とくに、ポンプ本体の固定や旋回チャンバーを固定するための穴がないのが困ったところ。

そこで、新品のGDB用の金具を切り刻んで対処することにした。

Kirikiri

Kanagu

ポンプと旋回チャンバー用のブラケットを固定する部分だけをいただいてしまおうというわけだ。ただ、切り口の部分の防錆に不安が出たので、切り口部分をバーナーであぶって酸化膜を作ってやることにした。一応ガソリンの中で使う部品だし、これで大丈夫でしょう。

こうして、切り出した金具を使ってポンプと旋回チャンバーを一体化。

Ittai

で、こいつを先ほど丸裸にしたGF用の金具に取り付けてあげればオッケー。金具とポンプをホースをつなぐだけでそれらしくなるが、一応ステンレスバンドで固定した。なんとなくクッションとして、耐燃性ホースを切ったもの(写真のピンク色のゴムがそれ)を間に挟んでみた。

Band

全体はこんな感じ

Zentai_2

一応、戻り配管がチャンバー内につながるよう適当に接続。大丈夫かなぁ、こんなんで。

あとは、燃料タンクに組み立てた燃料ポンプassyをとりつけるだけ。かなり知恵の輪状態なので苦労はするけど、そこは慎重に。

こうして一応作業完了。エンジンも無事にかかることを確認してからフロアを復元。折角なので、フロアは掃除機をかけてきれいきれい。

あとはECUを初期化するためにバッテリーを抜いて30分くらい放置。

で、インプレッションだが、ぶっちゃけよくわかんない。ただ、いつ壊れるか分からない部品を交換したので、これで心置きなくドライブを楽しめるというもの。この安心感が一番大きいかな。

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