国道352号線(前編)
街道見聞録、という表題に沿った内容ということでたまには道路の話題。
国道352号線は新潟県の柏崎市を基点とし栃木県の上三川町を終点とする国道で、新潟、福島、栃木を走っている。新潟圏内には不通区間、新潟-福島には長大な山間区間を持つ酷道としても知られている。
4月に根尾を訪れたついで(どこが?)に立ち寄ったが、当時は新潟-福島の山間部が冬季通行止めだったため途中で断念。というより、最初から知った上で走ってきた。
5月の30日に全線冬季通行止めが解除されたため、残りの走破を計画していたが、時期的に梅雨であり、また仕事の都合もあったため結局6月も終わりに差し掛かる時期までずれ込むことになってしまった。
前編では、起点から冬季通行止め区間について紹介する。
柏崎市の起点から原子力発電所を通り過ぎると海沿いに出る。これだけ海に近いところを走っている道路が山奥の秘境を旅するとは思いもよらないだろう。地震の影響か他の天災の仕業か、海沿いにも道路が崩れて工事中だったり、通行止めだったりすることも多かった。
途中、旧中永トンネルの出口の封鎖に出会った。ネットで調べると結構以前からこうであったらしいが、せめてトンネルの入り口を封鎖して欲しかった。結構な距離、しかも真っ暗な中をバックで進むのは結構不安なのだ。
その後、林道に迷い込みトンでもない目に遭った。道路が土砂崩れで通れなくなっていたのだ。
長岡市を越えると不通区間となる。この日は雪が結構残っていた。
ここから、不通区間を迂回することになるのだが...
最初に迂回路として設定した林道はかなり進んでから冬季通行止めであることが分かりショック。途中、ガードレールのない道路の半分くらいが雪で埋まり、かろうじて車一台分通れるようなところがあったが、軽自動車ならともかく普通自動車が通れるだろうかとハラハラしながら通行した。
林道を諦め、距離的には遠回りになる迂回路を設定。途中通った旧山古志村で見た棚田。このあたりは震災の影響をモロに受けたあたりらしい。道やトンネルも非常に綺麗で快適になっており、そのことがかえって被害の大きさをうかがわせる。
不通区間の魚沼側。魚沼側とはいえここはまだ長岡市。積雪の中をかろうじて車が通れるようにした、というもの。
ここから一度山を下ることになる。
これが冬季通行止め看板。去年の11月から今年の5月後半までだから実に一年のうち半分以上が冬季通行止めということになる。
ここから先が秘境酷道352号線の真骨頂なのだ。

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